6月14日 グループA ロシア 5-0 サウジアラビア (モスクワ)
6月14日、サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会がついに開幕を迎えた。初戦は、開催国ロシアとサウジアラビアの対決。試合はモスクワのルジニキ・スタジアムで行われた。現在、ロシア代表はFIFAランキング70位で、ここ8ヶ月の間、勝利からは遠ざかっていたが、サウジアラビア(FIFAランキング67位)に完勝した。 5-0である。
僕もなんだか得意である(ロシア語学科の教員として)。ちょうど、感嘆文に使うкакойを授業で教えていたこともあり、実況者がКакой гол!「なんてゴールだ!」と叫んでいたのが印象的であった。なかでも、獅子奮迅の活躍を見せたのがMFアレクサンドル・ゴロビン(2アシスト、1ゴール)。試合後、プーチン大統領は監督に電話をし、素晴らしい勝利に対して感謝を伝えた。 ロシアが属するグループAには、ウルグアイ、エジプト、サウジアラビアがいる。ルイス・スアレス(バルセロナ)、エジソン・カバーニ(PSG)や、モハメド・サラー(リバプール)といったスター選手を擁するウルグアイとエジプトは、ロシアにとって格上である。だが、サウジ戦での勝利で弾みをつけたロシアなら、あるいは… まずは今日のウルグアイとエジプトの一戦に注目したい。